2007年02月号
脳天気 農文化
発行;庭しんぶん
庭プレス社
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070228 シリーズ農字 01「芸」
 旧字体は「藝」。この草かんむりと云とのあいだ(ワープロでデナイ)の部位の意味は、人がしゃがんで両手を差し伸べ。植物を植えている様子、とのこと。そこでこの字全体の意味は、一義的には種子を播いたり草木を植え育てること。次に、練習して身に付けた技、才能...。(「角川・漢和辞典1975年刊より;以後、このシリーズの参考書)

 果たしてゲージュツの「芸」が農的な意味でありました。植え育てることを練習し研究していけば、それは宇宙にまで伝播する文化活動となる。大地に逆立ちして?目を見開けば、学問、芸術、その祖(素)となるのは「農」なのでした。
 ここから手っ取り早く就農だ農民だという発想をするにはゲンダイの私たちはあまりに多くの要素を捨てたと思います。いま農的に庭人(にわびと)をやろうということは、一見軽ーいファッションのようではありますが、これこそが一転突破・全面展開の扉を押し開くまっとうな振舞いであるということに気がついちゃったんですね。

(ナガタ・ま)

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