2007年09月号
脳天気 農文化
発行;庭しんぶん
庭プレス社
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070928 シリーズ農字 11「英」
 ビルマが燃えている。そういえばかつてイギリスが植民(1886年〜イギリス領インドに併合、1937〜1948年イギリス連邦内自治領)していた、ということで、今回は「英」。

 英の字は、辞書によれば草かんむりに「央・おう→エイ」(はな)とを合わせて、美しく咲くが実のならない「はなぶさ」の意味をあらわし、そこから「うつくしい」「ひいでる」の意味に使われるようになった。とある。
 実をつけない花!そんなのあったっけ?...宿題。
 それがなんで美しく且つ抜きんでるのか?うーん謎である。

 英国という言い回しも、美しい・秀でたクニというわけで、明治の役人ならばともかく今のイギリス人はモジモジ状態だろうか。調べてみると、幕末日本外交筋は“猊利太尼亜(ぶりたにあ)・諳尼利亜(あんぐりあ)”などと呼んでいて、その後オランダやポルトガルという日本になじみの言語が訛り「英吉利」という“当て字”を作った、とある。

 近(現)代文明はいわゆる列強各国(つまり秀でた)が地球全体を駆け巡ったことによる。それはシチュエーションを少しずつ変え今なお止まることを知らない。それについて、秀でてない民衆という対立軸の設定は「私たち」側からは無用なものであろう。
 だから「どうすりゃいいのさ」ではなく「アレとコレをやっていこう」である。注意深く、ひりひりしながら。

(ナガタ・ま)

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