Usso800_0610

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061015 終わるけど終わらない

 松川監督が2006年10月11日夜亡くなった。
“たまごの会”での出会い、松川邸の計画、以来いつも身の回りの気になる多様な現象について、この人だったらどう考えるだろう、と思わずにいられない人だった。(松川監督の仕事については、最近のものとしては日向寺さんのインタビュー〜山形ドキュメンタリー映画祭のサイト内;「日本のドキュメンタリー作家インタビュー」http://www.yidff.jp/docbox/23/box23-1-1.html〜が興味深い)
 14日の葬儀の際、喪主である長女・ゆまちゃんから挨拶を仰せつかり、以下のような拙い話をした。

 八洲雄さん、今日はちょっと悲しい。
 八洲雄さん、でも、ちょっとモンクがある。
 約束を守らないで逝ってしまうとはナンダ。
 だから八洲雄さん、今日はちょっと腹立たしい。

 半年前に泊めてもらいました。
 パンやチーズを用意してくれて、ワインをがばちょと飲みましたね。
 酔っぱらってたけど約束をしました。
 フランスの田舎を探検しに行こう、って。
 そう、「少しアルザスに近いほうがいいかな、チーズはおもしろいよね。オーベルニュもいい、なんってたってパルチザンのメッカだからな。こんなヘンテコなもの(排尿バッグ)をぶら下げるようになっちゃったから飛行機が心配だけど、まあなんとかなるかぁ。」
 「着いたら飛行場で車を借りてボクが運転手をする。だいじょうぶ、ボクはフランス人みたいに暴走族だから。パリを出るのはサーキットみたいでたいへんだけれど、これもいっぺんやってる。」

 旅行の練習に札幌に来てよ。Onちゃんがやってる「やぎや」のご馳走をふるまうから。
 そしてボクたちがはじめようとしている「庭協会・Garden Society」に遠くからでいいからつきあって。これは実験だからね。なんてたって、現代版のパルチザンみたいなもんだから。
 ああ、ケン・ローチの「大地と自由・Land and Freedom(1995作品)」 は良かったね。最後のモリスのセリフが泣かせるよ。
 「誰も敗者とならぬ戦いに参加しよう。たとえ死が訪れても、その行いは永遠なり。」
 そうだ、原文を調べておけっていう八洲雄さんの宿題をやっていないや。

 八洲雄さん、病院のベッドに横たわっている場合じゃない、って言ったでしょ。
 たまごの会を新しいカタチにしようって時なんだから。役者が必要なんだよ。
 そんな箱の中に寝ている場合じゃないんだ。

 ボクたちが,八洲雄さん、そしてパートナーの義子さんに出会ったことは事件だった。
 ここに集まった人たちのほとんどがそうだと思う。出会って人生ちょいと狂ったんだ。
 それが良かったと思う。ほんとうに。
 「終わるんだけれど終わらないんだ」と、自分が作った映画の結末をまるで煙に巻くように言ってましたね。
 だから、今日のこんなことも「そんなようなこと」として煙に巻きますか。


061012 不法な戦争

 ユージーンって北カリフォルニア、いや違う、オレゴンにある町の名。行ってみたいが、まだ。
 そこのフリー・ペーパー(HP)に載った記事を訳してみる。(※印は訳者記)

Eugene Weekly 8/17/06
http://www.eugeneweekly.com/2006/08/17/news2.html

不法な戦争に抵抗する

帰宅拒否症(※在籍していた軍隊に戻らないという意味か)・エーレン・ワタダ中尉は黙らない

By Kera Abraham

 米国陸軍中尉・エーレン・ワタダが道義的・法的根拠にもとづいて公式的にイラク戦争への参戦義務を拒否したことは6月7日の大ニュースになりました。
 彼は現在ワシントン州フォート・ワースで事務職に就きながら、命令に背いた罪・職務を拒否した罪・職務を侮辱した罪による軍事裁判を待っています。有罪になれば彼は7年以上の獄中生活を余儀なくされるでしょう。
 公判前の公聴会が開かれる4日前の8月13日、電話で彼に話を聞きました。

K; あなたがイラクに行かないと決めたことを世間に表明し始めたとき、そのことによってさらに罪が加算されるかもしれないことを意識していましたか?

W; そういう可能性であることを知っていましたが、私がなぜ命令を拒否しているのかを公的に述べることが必要であると考えました。私は戦争が不法であると感じました。私たちを戦争に導いた理由は不法な詐欺でした。明確に差し迫っている脅威がない場合、先買いの戦争を禁止する国連の取り決めによって、ある国が他国との戦争を始めることはできないようになっています。そして、イラクはそのようではありませんでした。 この戦争は、言うまでもなく、ジュネーブ条約やハーグ会議、および人道主義の法に反しています。

K; ある人は、あなたが命令に従うべき軍人の義務に背いたと主張するでしょうね。

W; 私は、すべての軍人に“与えられた命令とは何か?”についてよく考える時間と境遇が与えられるべきだと思います。質問をする機会もないのにすべての命令に従わなければならない、というような軍隊はいりません。それが自由で民主的な国の軍と独裁体制の下にあるそれとの違いです。
 “良いか悪いか”について軍人は自問自答しなければならない。もしそれができなければ、アブグレイブ(※イラク人捕虜を収容するためにイラク国内に作った刑務所・そこで行われているひどい虐待が話題になった)に象徴されるような危険な軍隊のあり方が現在、そして将来も続いて行くのです。
 もし軍隊が世間からとがめられるようなことをしでかした場合、それはもちろんスキャンダルになり、あげく軍は下っ端の兵士に責任をなすりつけるのです。

K; あなたは、なぜ米国軍がイラクに残っていると思いますか?

W; 私は、イラクの軍がその自国に成立するとは思えません。政権がひっくり返されるとすぐに、宗派間の暴力はアメリカの関与を契機に起こり始めました。戦略の誤りがいたる所にありました。人々は、この管理された軍がポスト・サダム・イラクのために準備されなかったと言うことができます。今、私たちは皆その結果に直面しています。私は、私たちはすぐに撤兵するべきであり、イラク人は彼ら自身によって立つべきであると思います。そこにいる限り私たちは占領者としてしか見られないでしょう。

K; あなたはイラクへの介入が始まった2003年3月に軍人になりました。どの時点であなたは戦争に対して気が変わったんですか?

W; 私は2005年6月にはイラクに行く準備ができていました。私はどんな短かい単位の仕事も買って出さえしました。余暇には、私は気持ちの準備として、また私の下で動く軍を準備するために、イラク戦争あるいは一般な戦争に関する資料を読み始めました。
 私は両側(※左右)から記事や社説を読みます: ワシントン・ポストの新保守主義者チャールズ・クロウゼンマーの社説、ジェームス・バンフォードの「A Pretext for War」、ジョー・ウィルソンの記事、リチャード・クラークとポール・オニールによる、イラクに介入する方針が9/11テロのずっと前に確立されたという示唆。しかし、イラクの軍人の80パーセント以上は、サダムには9/11テロにおける役割があったとまだ信じています、そして、参政権のあるアメリカ人の50パーセントはWMDs(大量破壊兵器)がイラクにあると信じています。それらのことは私の心を吹き抜ける。あなたはどのくらいの証拠を必要としますか? 私の犯罪は私が学び過ぎたということです。

K; あなたには人々からどういう批評がありますか?

W; 人々は私を臆病者と呼びます。他の人が皆がそうするときに危険に向かって走るのは簡単ですが、私は命令を拒否するという行動をしたがために獄中の7年間というものに直面しています。
 私は戦禍にあるどのような国にあっても信念にもとづいて立ち上がる際の犠牲というものを痛感しています。
 敵は向こうのイスラム教のテロリストである必要はありません。敵は私たちと共に職員に選出され、私たち自身の傍らにいることができます。彼らが法に触れる何かをしているなら、私はそれを止めるために何かしなければなりません。

K; あなたのおとうさん(ハワイの“Campaign Spending Commission”を退職した指導官)はあなた自身のために公的な場で発言を行っています。そして、右翼は彼に厳しいわけですが。そういった目にあわせることになってしまったことについてあなたはどういう考えですか?

W; 私は多分どんな状況であってもこうしたと思います。ただ家族が私の側にいてくれるというのは、本当に心強いものです。私の家族は私と同じように標的になり、攻撃の対象になることを選びました。
 私の父にはすでに多くの敵がいました。彼は多くの政治家や実業家の有罪を証明しているからです。たくさんの人々が「この父にしてこの子あり」と言います。右翼の人たちは私たちが何を言おうとも、言いたいことを言い続けるでしょう。もし彼らが本当にそう思っているのならば、「あなたがライフルを持ってイラクへ行けば?」と私は言いたいのです。

K; 6月7日のビデオでは、「通常、軍隊でのこういったことは、彼らのために発言したり行動したりすることと別なものとして認められる。私はそういう時代は終わったと思う。」と、あなたは言いました。 あなたはそこに何を意図したのですか?

W; 政治問題に関してはっきりと話せないという、言説に関する規定が私たちにはあります。そういう中で私たちは仕事を遂行するのです。あなたが戦争を支持しているというのであれば軍の中では問題がない。もしそれに対し自説を言ったりするとあなたは潰されるでしょう。
 私たちは政治家が私たちのために発言してくれることを期待しています。私自身は行政に期待がありました。しかし彼らは法の上で自分たちの立場を守ることだけを考え、議員も彼らのしたいようにさせています。
 それではと、私たちが犠牲になり守っているアメリカ国民を見てみると、何食わぬ顔で日常を過ごしています。「アメリカン・アイドル」(※人気のテレビ番組)に夢中で、野球やバスケット・ボール、サッカーの練習、そして勉強が大事なんです。
 徴兵制がなければ、誰も家族が戦地に送られる心配はありません。もしあなたに戦争に対する特別な関心があれば別ですがーーほとんどはないですよね。全アメリカ人のたった1%が軍役に服しているのが現状ですから。ーーだから人々はこの先も気に留めることはしないでしょう。フォックス・ニュース(※右翼系メディア)を見、新聞の見出しを読む、それだけです。

K; あなたは、他のアメリカの戦争が不法であると考えますか?

W; はい確かに。(※この戦争の)初期には「全くベトナムと似ていない」と、多くの人々が言いました。現在多くの人々が、それより悪いと言います。両方の戦争の退役軍人たちがです。トンキンでの解決とイラク戦争を解決に導くものはきっと同じです。間違った前提で戦争が始まる。その証拠には、ベトナムでは広範囲に残虐な戦争犯罪がありましたが、調査は埋められ、中止され、隠されました。
 イラクの総理大臣アル・マリキは「“Hadithas”は毎日起こっている」と言いました。しかし“Hadithas”なるものはタイム誌の調査や下院議員のレポートからはニュースになりませんでした。ジョン・マーサ議員は解明に取り組みました。それはスタート時点から手探りであることが必然である業種と同類のような形での戦争は、道義的に法的に間違っているというものです。米兵は他国を占領するのが仕事ではありません。人々は直接的、間接的に戦争犯罪に関係するわけです。
(※Hadithas;アメリカ軍による残虐な侵攻があったイラクの町の名)

K; あなたは、大統領が法を犯したと言います。しかし、投獄に直面していますよね。

W; 私はあなたがそれは皮肉だねと言いたいんだなと思います。そして次に、あなたはなぜ大統領が調査されないのか、と尋ねる。それは議会が彼を守るからです。あなたは下院の民主党のリーダーであるナンシー・ペロシに「私たちは大統領を疑問視するつもりではない」などと言われてしまう。しかし、十分な数の州が決議を可決するなら、議会はそれらによってやむを得ず告発調査を始めることができます。議会はそういったことに指すら持ち上げていませんがね。

K; あなたは、あなたの取った行動がどのような可能性を持つと見ますか?

W; 私は、軍隊のすべての人々やアメリカ市民の多くに、この戦争で何をしているのかについて、間違ったことについては“ノー”と言い得るような形での貢献をしてほしい、そういうことに貢献したい。同じような指向性を持つ軍隊に所属している人々を支援するためにも。
 私は何人かの兵士を知っています。「あなたがやっていることに感謝する」と書かれた手紙をもらいますから。 また「私は毎日イラクに行ったのを後悔している」というものも。もちろんみんなが予想するように嫌がらせの手紙も来ますがね。
 私は、私がたった一人でも兵士の心に触れることができるなら、それはすごく価値があると自分に言い聞かせています。
 もし誰一人の兵士の心に触れることができなかったとしても、自由な良心が私にはまだあります。きっとそれがいちばん大事なことです。

※Eugene Weekly に認知された訳文ではありません
邦訳M.N.協力M.H.

061008 低気圧通過・強風で果樹落下/仁木に応援?に


061004 ニール・ヤング

 この5月、ニール・ヤングが力強いアルバム「Living With War」を世に出した。
 5月の陽光は特別な力を持っている。妖精たちがその輝きの中で、このアルバムの曲に合わせダンスをしているのをなんべんも見た。「Let's Impeach The President」“大統領をクビにしよう”ってんだぜ。あかるい丘の上で踊り狂うおチビさんたちがとてもうれしそうだ。ニール・ヤングに見せたいなー、なんて思った。

 湾岸戦争の時にも「Blowin' In The Wind」を取り上げ反戦の意思表示をした彼の行動は一貫している。
 今回のアルバムの中の「After The Garden」はさっそくヒットチャートにも登場したくらいだが、Gardenと来れば当・庭協会としては放っておけない。関係者の間でそのGardenなるものにニール・ヤングが何を託したかがひとしきり話題になった。きっと9/11のターゲットになったビル・WTCが象徴する現代の社会体制ではないか、というあたりが共通項となったが、しかし“庭賞”の候補とするには直接作者の話を聞いてみなくては。

 ニール・ヤングのホーム・ページ http://www.neilyoung.com/lwwtoday/index.html にはいろいろな映像が収められている。「After The Garden」の曲が流れる映像は温暖化等地球の環境がアブナイというものだが、それだけでは意味が狭まる、と感じた。
 このビデオ・クリップになぜかアル・ゴアの名前が出てくる。アメリカの西海岸に住んでいる友人のMさんによれば、彼はもう大統領選挙なんぞには出ない、具体的な活動をする、と言って温暖化問題などに強力に取り組むなどし、彼女としては好感を持っているとのことだった。確かアップルの取締役になったり、参加型でニュース配信をする「カレント・テレビ」 http://www.current.tv/ なんてものを始めたり...でしたっけ。

 ニール・ヤングのホーム・ページにあるビデオの中にテレビの取材(インタビュー)があり、余りに“なんだこりゃ”モノなので、Mさんに訳してもらった。行間全部に“(笑)”と入れねばならないが省略。

Neil Young on The Colbert Report 8/17/06
http://www.youtube.com/watch?v=09vqajnUXps

C:今日のゲストはクロスビー・スティルス・ナッシュ アンド ヤングの一員としてツアー中の人です。誰か知りたいですね。ニールヤングさん、どうぞ!

(ニールヤング、机上の紙を見ている)

C:どうぞ、暗記でもしてください。所詮役には立たないと思いますけど。

N:こんなアメリカで権威のある番組に出ることができて光栄です。

C:ありがとうございます。あなたこそ、カナダ人のくせに、アメリカのアイドルじゃあないですか。今日は両国の材木問題や、漁業権の問題は横においておきましょうね。

N:そうしましょう。

C:あなたのニューアルバム「LIVING WITH WAR」についてはまったく同意見です。私たちは終わりのない戦争をしています。もうそのまま行くしかないでしょう。

N:良い意見ですね。

C:大統領の横にダグテープ(梱包用テープ)とビニールシートを持って立つんですよ。

N:これはどうですか?(手に持ったマグカップを指して)

C:なんですか?

N:液体です。

C:液体を機内に持ち込む必要はありませんよ。そのカップの中に固形ブイヨンをいれて、到着したら水を入れたらいいんで す。

N:ああ、そう。

C:あなたの問題とする点はなんですか?この戦争に対するあなたの意見は。

N:わたしはこの戦争(STINKING WAR)が大嫌いです。

C:ちょっと待って。あなたはベトナム戦争の時、この手の問題はすべてやり終わったはずじゃないですか?あの戦争のとき、反対運動をしませんでしたか? 今度は他の人にまかせるべきでしょう。

N:そうしようと思いました。そうしようと思って気がついたら60歳になっていましたよ。もう待ちきれません。仕方がないので立ち上がるしかありません。

C:立ち上がるのはあなたひとりですか?それともAARP(シニア団体)全員?

N:私たち全員が立ち上がりますよ。数人を除いては。

C:あなたは今、ほかの三人のメンバーとツアーの真っ最中ですよね。わたしはその三人がデキシーチック(女性3人グループ)かと思っていましたよ。

N:残念ながらデキシーチックではないんですが、ときどきわたしもそうだったらいいな、と思いますよ。

C:良いアイディアですね。彼女たちは美人だし。

N:ほんとうに美人です。

C:ところでちょうどここにたくさんの人が居るわけですから、どうです、ウッドストックの件で謝りたいとは思いませんか?あれが理由でカントリーミュージックがトイレに流れたようなものですからね。4日目、シャナナがステージを去った、あの時からですよ。

N:わたしはカナダ人ですから、謝る必要はないと思います。

C:わかりました。でも、私たちの大統領を批判するのは問題ないわけですね。

N:はい、全然問題ありません。アフガニスタン戦争にはタリバンを潰すという意味がありました。第二次世界大戦のような意味、メッセージがあったのです。

C:我々はあの時の大統領を大統領として思い出すわけです。

N:それは間違っている。

C:そうなんです。わたしが大統領と聞いて思い出すのは最初のアフガニスタンの2週間です。

N:ははは、あそこは行くにはいい所だ。

C:すばらしい!ここは暖かくていい。みなさんもぜひどうぞ!!

N:いいですか。数年後、私たちがこの戦争を振り返るとき、「我々は一体何をしていたんだ。」と思うはずです。人々がイラクから戻ってすぐに「この戦争は最初からするべきではなかった。」と言うに違いありません。

C:でも実際にイラクを出るまで、出る話なんかするべきじゃないでしょう?

N:あなたがカナダ人だったらしますよ。

C:戦争中にそれが正しかったか、なんて考えますか?ただ戦争に行くだけじゃないですか。出たり入ったりできませんよ。そんな優柔不断なことはできません。

N:そう、できない。私たちは強い意志を持たなくては。だから私はこの戦争(STINKING WAR)が嫌いだ。時間のムダだし、私たちがほんとうにやるべきこと、テロリストを捜すこと、特にそのリーダーを探すことの邪魔をしている。

C:もう議論は十分です。だいたい、私たちのような二人が相容れないのはおかしな話です。特に、あなたはミュージシャン、そしてわたしもミュージシャン。

N:あなたミュージシャン?

C:いや、子供とたまに。“B7”はよくできませんが。

N:あれは難しいよ。何か一緒に演ろうよ。ああこれ、ツアーからプレジデンシャル・サンダルをおみやげに持ってきたよ。

C:ありがとうございます。これをわたしのSTATE OF UNION バスローブと一緒に履きますよ。ところであなたがメリッサアスリッジを妊娠させた張本人じゃありませんよね?

N:違いますよ。君は芸能マガジンを読むの?
  
C:読みますよ。

N:(ギターを持って)GとDは知ってる?最初わたしがトランペット・イントロをやるからその後についてきて。

(タップス)
 
N:〜大統領をクビにしようぜ〜.........。

(以上の訳文はニール・ヤングのサイトの許可を得ていません)

CNN Showbiz Tonight Interview 4/18/06
http://www.youtube.com/watch?v=7utryGZ25dg

インタビュアー(以下I): 新しいアルバムの中の一曲「LET'S IMPEACH THE PRESIDENT」について。

N: まぁタイトル通りの内容ですが、これを作った理由についてはいろいろあります。長い曲ですよ。

I: 誰かが反愛国的だと思う心配はないですか?

N: いいえ、まったくありません。僕らの仲間がいまイラクの人たちのために戦っているという理由でもある”言論の自由”、この曲は自由に書く権利、言論の自由はどこまであるのかという実験です。ここアメリカでも言論の自由は脅かされていると感じます。アメリカ、そして自由な国々には言論の自由があるべきです。自由に発言できてこそ、ほかの誰でもない自分でいられます。

I: ブッシュ大統領の支持率が低下している今、こういう曲を出すことでレコードの売り上げを伸ばすことができるからやっている、と言う人たちがいますが?

N: レコードが売れるかどうかなんて誰にもわからないし、気にもしていないよ。 僕はただコミュニケーションしたいから40年間レコードを出し続けている。 そのうちのいくつかはまったく売れないし、またいくつかはよく売れる。これはレコードが売れるかどうか、ということではないんです。アイディアを交換すること、メッセージを送ること、人々に声を上げる力を与えることなんだ。もちろん、僕の言っていることに反対する人たちがたくさんいるのは知っています。でも、共和党と民主党は黒と白のようにはっきりと別れたものではない。私たちは皆ひとつなんです。このレコードは統合を歌ったものです。

I: 「LET'S IMPEACH THE PRESIDENT (大統領をクビにしよう)」はものすごく強いタイトルですが。

N: その通りです。そうしたんです。でも100人の人の前で演奏した時は、スタンディング・オベーション(拍手喝采)をうけました。立っていない人はひとりもいなかった。僕たちはそういう反応を見たかったんです。アメリカで最も古い「キャピタルレコード」で、そこの組合員でもあるトップシンガーたちが12時間以上かけてレコーディングしたんだ。終わったとき誰もが立ち上がり感動していた。ほんとうにすばらしい瞬間だったよ。その様子はレコードの中で聞けるよ。
   
 戦争が起こっている中で、皆良心を持って暮らしている。あなたに良心があれば、毎日何が起こっているのか気づかないで生きていくことはできない。「これはほんとうに正しいのか?」そう問いかけずにはいられない。わたしたちは「間違いはある」ということも認めなければならないんです。それも自由の一部なのだから。
 
 大統領が信じる“愛国心”を私たちが信じる必要はない。9/11に対する気持ちは、誰も、ジョージ・ブッシュでさえも、その気持ちを代弁することはできない。それはアメリカ全体、テレビを見ていた人すべて、ジョージ・ブッシュとその家族、ジョン・ケリーとその家族、僕と僕のアメリカの家族、それぞれが持つものです。僕にも9/11に対する思いはあります。ただそれはジョージ・ブッシュのそれとは違う、それだけです。

I: あなたはカナダ人ですよね?人はカナダ人だからそう簡単に言えると思うのでは?

N: 僕はカナダ人であることを、誇りに思っています。しかし、アメリカに住んでいること、この国に40年も税金を納めていること、僕の3人のアメリカ人である子供達、美しいアメリカ人の妻、アメリカ人の家族達、40年僕を支え続けてきてくれた人々、すべてをとても誇りに思っています。

 僕はアーティストですから、ここへ来たのです。ロサンジェルスではいろんなことが可能だった。ここに来れば人々に僕の音楽を聞かせられる。だから来たのです。ここはすばらしい国だ。この国には良心がある。でもその良心はまだほんの少しだけしか語られていない。
 すべての人が語るべきだと思うのです。すべての人に自分の本当の思いを語り合う機会が与えられるべきです。

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 最後に司会者は「このアルバムのテーマは世に出て語られる必要があると誰もが感じている、と彼は言っていますが、私に言わせると。それこそがまったく馬鹿げた事です。」と言い放ってました。家族代々の共和党出身かなんかなんでしょうねー。CNNの質を見た思いですねー。(訳者;M記)

(以上の訳文もニール・ヤングのサイトの許可を得ていません)

※「9/11」;by Toshiyasu Oi