Usso800_0612 |
||
|
||
061219 いらっしゃる
以前わが方に滞在してた研修生がウチの犬について「いらっしゃる」という言い方をしたので大爆笑となったんだが、果たしてワカモノたちの尋常ならざる気遣い?が為せるこういった技は各方面で話題になっているようだ。 考えてみれば、こんなんじゃなく、あけすけにというかストレートにタマを投げてくるワカモノはまわりに少ないかもしれない。アンタ言ってることと伝えたいことが違うでしょ?と応じたくなる機会が少なからずある。 ただわたしはそれについて、矯正しようだとかそれは美しくないから困るだとかというふうに発展させる気にはならない。ムカシ髪の毛を伸ばし一様にジーンズを穿いたキタナイワカモノがいったい何を言うか、であるので。 でも、キモチが暇な時にちょっとたまげることがある。さるコンピュータ屋さんの販売サイトを覗いていたら「中古の為筐体に小傷等ございます場合もあります。」と来たもんだ。ま、これはいやーヤルなぁであるけれども、折しも年末、助け合いの季節到来ということで、某国営ラジオから「今世の中にはたくさんの困った人たちがいらっしゃるということです。」と花火みたいににこやかなワカモノの声が聞こえて来た時には、運転中だったもんで思わず急ブレーキを踏んでしまった。そこで言う「困った人たち」ってキミみたいな人たちかぁ?! いろんな事情でサポートが必要な人々は世間にそれこそたーくさんいるだろう。だがその人たちを犬といっしょにするのか。知らない人々を紐でつないで固定する権利がアンタにあるのか?舞台に彼らを並ばせ“頑張ってね”って言ってあげるってか!「いらっしゃる」ってそういうことだぜ。 おいらだって困ってるっちゅうに。 |